こんにちは、オトメンパパです。
暖冬と思ってホワホワしていたら急に冬将軍がやってきました。冬って寒いんだな~なんて思い出していたらまた暖かく…今年は変な気象ですねえ。
とは言え暖かいと庭に出やすいので助かります。しっかり春の芽吹きにむけて、バラのお手入れをしていきましょう^^
今頑張っておくと、可愛い花をたくさん咲かせてくれますよ。
今回は、2月のバラのお手入れの内容とその方法について、ご紹介します。
バラの剪定:剪定でバランスの良い株にしよう
バラの冬のお手入れと言えば剪定ではないでしょうか。
大事なバラの手入れを1つだけ選べ!と言われれば私は迷わず剪定を選びます。あ、やっぱり植え替え・・・いや、剪定です汗
そのくらいバラには剪定が必要だと思っています。たまに外で見かける、変に長く伸びたままのバラはあまり格好良くないですよね。
バラの剪定の簡単なポイントは、バラの株の中心が高めで周りが低い扇型になるようなイメージで切ることと、太いベーサルシュートもしっかり切ることです。
また、剪定開始前に剪定バサミを研いでおくとスパッと切れるので、より楽しく剪定できますよ!
バラの剪定はこちらをどうぞ。
バラの良い芽と悪い芽!剪定時にどう選ぶ? バラの冬の剪定!葉が残っている時はどうするの? バラ(ローズポンパドゥール)を強剪定♪時期は冬!剪定前に是非!剪定バサミの手入れ
<左が研ぐ前:右が研いだ後の剪定ばさみ>
2月の休眠中にバラの剪定をする場合、あらかじめ剪定ばさみを研いでおくと、スパッと小気味良く切れるのでオススメです。
バラの枝を切った時に、枝がぐにゃっと潰れて切れなくなってきたら研ぐサインです。樹液で黒く汚れている場合も研ぐと切れ味が戻りますよ。
剪定バサミを砥石できちんと研ぐ方法はこちらです。
剪定バサミの手入れ!研ぎ方は?画像で解説!こちらは剪定バサミを耐水ペーバーで研ぐ方法です。お手軽で簡単に切れ味が蘇りますので、きちんと研ぐのが難しい場合や時間のない時にオススメです。
剪定ばさみの超簡単な研ぎ方!これでいつもピッカピカ♪バラの植え付け:購入した裸苗や細い鉢苗の植え付け
冬は注文しておいたバラの大苗が届く時期でもあり、とても楽しみですよね!
そんな大苗ですが、裸苗や細い鉢に植えられた苗を購入した場合、手もとに届き次第すぐに植え付けましょう。裸苗は基本的にその日か翌日のうちに植え付け、細い鉢の苗も2月なのでできるだけ早く、数日以内には植え付けます。
私は近所のホームセンターで予約注文することが多いのですが、毎年2月に細い鉢に入って届くことが多いです。温室に置いていたのか芽が出ている状態で届くことも多いので、芽が取れないように注意しながら植え付けています。
寒いのですが、新しいバラが届いた嬉しさでテンションが上がるので、寒さもきっと気になりませんよ( ´∀`)b
バラの裸苗の植え付け方法はこちらをご覧ください。
バラの植え方!大苗をわかりやすく!細い鉢に植えられたバラの大苗の植え付けはこちらです。
バラの裸苗が届いたら?植え付けとやること!バラの植え替え:鉢のサイズアップもサイズダウンもOK
2月、バラは休眠する季節です。休眠中はバラの成長はストップしてじっとしていますので、多少根っこを切ったり根鉢を崩しても問題ありません。冬ならではの植え替えが可能です。
そのため、1年でしっかり大きく成長したバラの鉢をサイズアップしてあげましょう。どうしても忙しい場合は、根詰まり気味な鉢だけでもOKです。
鉢のサイズダウンは、生育の良くないバラで鉢が株に対して大きい場合にオススメです。調子が戻ることがありますよ。
バラの根鉢を崩す鉢替えそんな時はこちらをご覧ください。一部を掘って新しい土と堆肥を入れる方法です。
バラの大鉢の植え替え方法!大きくて重い鉢はどうするの?バラの移植:2月は移植も可能
庭の内容を考えている時、「ここに植えたバラ、あっちに植えた方が良かったかも!」なんて思うこともありますよね。植えてみたバラの樹形やサイズがカタログの数値や想定と違うことは良くあります。2月はそんな地植えのバラの移植も実行できる季節です。
ただ、移植はできるだけ根っこを残せるように、ぐるっと大きくバラの株の周り(株元から30~40センチほど。つまり直径60~80センチ)をエッサホイサと掘っていくのですが、これがなかなか大変です。
掘り起こしたむき出しのバラの根っこができるだけ乾かないように急ぐ必要もありますし、私はできればやりたくありません(^^;)
でも、それでも移植したくなり、実行してしまうのがロザリアンの宿命ですよね笑
バラの移植を実行される時はこちらをどうぞ。
地植えのバラを移植する方法とコツ!ちなみにバラの移植は大きな株ほど比例して難しく、体力も必要になります。あと、開始したら後戻りはできません。やりきりましょう笑
バラに寒肥:肥料をあげて株の成長と花数アップ!
<鉢底に投入した肥料>
バラは休眠中はお手入れがたくさんありますが、寒肥もそんなお手入れの一つです。春の芽吹きと開花を応援する気持ちで肥料をあげましょう。グーンと成長してくれますよ^^
ただ、肥料をあげすぎると品種によっては葉っぱばかり茂ったり、うどん粉病が出やすくなったりと意外と難しいところもあるのですが、規定量を守り、迷ったら少なめにあげると良いでしょう。
バラは肥料無しでうどんこ病が激減する!?幸い枯れませんでしたが、油かすは少し離れた場所に施肥するのがおすすめというか、離して施肥しましょう笑
ちなみに地植えは株から離れた場所に施肥できますが、鉢植えはそうもいかないので私は鉢植えには油かすはあまり使わなくなりました。今は鉢植えにはほぼ化成肥料です。
肥料はどれがコスパ良くて効き目があるの?という実験もしています。良かったらご覧ください。
第一回まとめ(バラショップオリジナル有機肥料VS化成肥料)
バラの肥料対決!手作りvs有機vs化成肥料の完結編♪第二回(バイオゴールドセレクション薔薇VS化成肥料で実験中)
バラの肥料対決第二弾その5:春の蕾はいくつ付いた?バラの中耕と枯葉の除去:掃除して春を迎えよう
<左が中耕前:右が中耕後>
枯れ葉や雑草を除去し、バラの株の周囲を1~2センチほどスコップで中耕(軽く耕す)しておきましょう。ハンディタイプの熊手※があると中耕しやすくはかどります。
※熊手は、長い柄のついた竹でできた枯れ葉を集める道具だと思うので、呼び名は違うかもしれません。
中耕のメリットは次の通りです。
- 雑草を小さい内に除去できる
- 枯れ葉にひそむ害虫やその卵などを駆除できる
- 硬い土壌に酸素が行き渡り柔らかくなる
- 土が柔らかくなり水がしみこみやすくなる
<左が中耕前:右が中耕後>株元のアップです。
上記の画像はクワとスコップを使い、15分ほど中耕しました。
わりと短時間で簡単にキレイになるので達成感もありますよ^^
バラの中耕と除草の効果は?やり方は?バラの霜除け対策:軒下に置くだけでもOK
バラは寒さに強い品種が多いものの、霜除けしてあげると寒さによるダメージから株を守ることができます。
霜のあたらない軒下に移動できるのがベストですが、地植えのバラや大きな鉢などで移動が難しい場合は、不織布でフワッと株を覆ってあげましょう。霜や冷たい風をダイレクトに受けなくてすむのでオススメです。
太陽の光は通しますし、水やりも不織布越しで大丈夫です^^
積雪が多い地域でバラを育てたことがないのですが、雪国では株を雪にスッポリと埋めた方が良いと聞きました。その方がバラが凍ってダメにならないそうです。不思議ですね^^
さいごに
2月のバラのお手入れでした!
やり始めたら楽しいバラの手入れなのですが、冬は着替えて外に行くまでグズグズして時間がかかってしまいます(^^;)
先日、北海道に旅行したのですが、ちょうど寒くなったタイミングだったみたいで、あまりの積雪量にビビりました。こんなに寒いとバラはどうなるんだろうかと思いましたが、意外と大丈夫なんでしょうね。
イギリスとかドイツからやってきてる品種も多いですもんね~
札幌市内も、こんなに積もるんですね。バラが植えてあったら完全に埋る深さなんですね~
お庭にもたっぷり雪が積もっているようでした。なんだか住宅は可愛いデザインが多いですね♪
いつも為になる情報ありがとうございます。
S・清八さん、こんにちは。(一部をイニシャルに変更しました)
こちらこそ、読んでもらえて感謝です♪