こんにちは、オトメンパパです。
さて、今回ご紹介するバラはERのプリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントです。
お花は豪華で見応えがあり香りも甘く強い、ゴージャスなバラです^_^
思わず口にしたくなるような甘い香りが特徴なバラ、プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントの開花の様子を、香りや樹形、特徴などと一緒にご紹介していきますね!
プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントが開花!特徴は?花持ちは?
デビットオースチン(ERイングリッシュローズ)のバラで2007年に作出されたプリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントです。
2018年1月に、ERの裸苗が4苗1万円(送料込み)!という、超お買い得な福袋を発見し購入しました。お買い得だっただけではなく、ちょうど欲しいな~と思うバラばかりだったので鼻息荒く即買いしました。
イングリッシュローズのバラ苗福袋(裸苗)を購入しました!プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントの特徴です。
- 樹形:シュラブ(鉢植えでは大きめ)
- シュート発生:あまり発生しない
- 花色:濃いめのローズピンクで周囲の花びらは薄めのピンク
- 花形:大きく深い八重咲きで大輪種、豪華
- 香り:甘い強香
- 花もち:3~4日くらい
- 多花性:春たくさん咲き、秋はポツポツ咲く
- うどん粉病:無農薬で発症あり
- 黒星病:無農薬で発症する
プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントの花のサイズは10センチと大きめでとても豪華です。香りもとても良く、ゴージャスという言葉が似合うバラですね。
花形は深いカップから、八重咲きに変化し、花色は濃いローズピンクから少し薄めのローズピンクへ変化しますが、外側の花びらは全体よりもやや薄い色合いになります。花びらはまきまきでびっしり詰まっています。
花色は上の写真が本物に近いです(お使いのPCやスマホで変わりますが)。
上の写真のようなロゼット咲になることもあります。
この花形や花色は、デルバールのローズポンパドールに似ているな~とよく思います。ただ、ローズポンパドールは次第にライラック色に咲き進みますが、アレキサンドラ・オブ・ケントはそこまでの変化はありません。
<デルバールのローズポンパドゥール>
こうして比較してみると、ローズポンパドゥールよりも花びらがまきまきしていますね。
香りは甘く強い香りで、思わずうっとりしてしまう香りです。剪定したローズポンパドールの花を横に持ってきて香りを比べてみましたが、かなり似ているように感じました。
思わず食べたくなるような香りです(笑)
プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントの樹形は?
樹形はシュラブ樹形です。枝が長めになるバラですが半つるというほどではありません。一度だけ長めのシュートが伸びたことがありました。
サイズ感は鉢植えで育てた感じではわりとすぐ大きくなりました。大苗で購入後すくすくと大きくなり、現在は12号鉢になります。
地植えにした時のサイズはわかりませんが、見応えのある株姿になるような気がします。
ただ、お花が大きく重いため、開花すると枝が下がり花も下を向いてしまいがちで、鑑賞のために枝を支柱やオベリスクなどで支えた方が良いでしょう。上を向いて咲く花もあるんですが、咲き進むにつれて下を向いていきます。
私は次のように支柱で支えています。
支えても花が重いようで、開花すると下を向きやすいです。
花柄を摘んだあと、垂れ下がっていた枝が上にビヨン!と戻りますので、花の重みが感じられます^_^
さらに下を向いたので、さらに紐で吊ってみました(笑)
公式のカタログの写真は枝が下がっていませんが、どうやっているのだろう?と、とても気になります。この点は、上を向いて咲くローズポンパドールとは似ていませんね。
プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントの香りは?
プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントの香りはとても良い香りの強香で、カタログでは次のように記載があります。
~引用ここから~
(前略)
うっとりとするような紅茶の新鮮な香りは、次第にレモンの香りへと変化し、最終的にはほのかなブラックカラント(クロフサスグリ)の香りへと移り変わります。病気に強い品種で、2009年、英国グラスゴーの国際バラコンテストで、2010年にはアメリカのカリフォルニアで行われた、砂漠地域バラ協会主催のショウで、それぞれ香りの賞を受賞しました。
エリザベス2世のいとこで、熱心なガーデナーでありバラ愛好家でもあるアレキサンドラ女王にちなんで名づけられたことを光栄に思っています。~引用ここまで~
紅茶、レモン、ブラックカラントと書いてありますが、私にはあまりわかりません。ただ、甘くてめちゃくちゃ良い香りだ!と感じます。ずーっとかいでいたい素晴らしい香りです( ´∀`)b
香りの賞を受賞したとありますが、納得していまいます。
ちなみになぜか「アレキサンドラ女王」と翻訳されていますが、プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントさんは「王女」で、Queen(クイーン)ではなくPrincess(プリンセス)ですね。
文中に登場する、いとこのエリザベス2世がイギリス女王でありQueenで、バラではクイーン・エリザベスが有名です^^
ちなみに「病気に強い品種」と記載がありますが、全然強くありません(笑)
イギリスでは強いのでしょうか・・・?
プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントの耐病性は?
気になる耐病性は、無農薬でもうどん粉病はあまり出ませんでしたが、黒星病はけっこう出てしまいました。
ただ、雨の当たる場所に置いた場合です。現在は雨の当たらない場所に置いていますので、黒星病はあまり発生していません。2週間~1ヶ月に一度、米ぬかをまいています。
バラの黒点病!無農薬で予防した結果は?そのため、とても素晴らしいバラなので地植えにして伸び伸びと大きく育てたいのですが、農薬を散布しない我が家では地植えにはできないですね。葉がボロボロになってしまうでしょう。
プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントの花形は?蕾から開花まで
プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントの花形を蕾~開花~枯れるまでを見ていきましょう。
蕾の時から大きいです。梅干しみたい(笑)
大輪なバラですので、蕾は一輪でつくものが多いですね。
開花しました。良い香りがします。
本領発揮の美しさです( ´∀`)
たまりませんね。
まきまきの花びらが素敵です。このバラを作出されたオースチンさん、神業ですね。
枯れ始めです。
枯れました。
花もちは3~4日程度とERにしては良い方です。
花びらが多いバラですし、散ると掃除が大変になるので早めに摘んで花瓶に活けるのもオススメです♪テーブルがふわ~っと良い香りに包まれますよ(^o^)
さいごに
プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントの花持ちや香り、樹形のご紹介でした!
プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントと一緒の福袋に入っていた、デスデモーナ、クイーン・オブ・スウェーデンは先日ご紹介しましたので、良かったらご覧ください。
デスデモーナが開花♪樹形は?香りと花もちは? クイーンオブスウェーデンが開花♪樹形は?香りと花もちは?プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントはとても素敵なバラなのですが、黒星病が出やすいので無農薬栽培の場合はオススメしにくいです。
強いバラも増えてきましたが、まだまだ強くないバラも多いですね。
インスタはじめました!
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