ロザリアンの皆様、こんにちは!オトメンパパです。
ああ、なんということでしょう。
今年は5月中旬から梅雨入りしてしまいました。
満開を迎えたバラやこれから咲き出すバラ達で、庭が鮮やかで賑やかで楽しく浮かれるだけのはずが、なぜか連日の雨・・・
バラが満開になる季節、厳しい冬に剪定や植え替えを外で頑張ったロザリアン達にバラがぱあーーーと神々しい笑顔を振りまいてくれる聖なる5月・・・だったのですが、おかしなことに超早い梅雨入りだそうです!
アンビリバボーです。梅雨なんでまだ来てほしくありません(涙)
ただただ楽しい過ごしやすい季節だったはずが。
・・・まあ嘆いていて仕方ありませんね。これもきっとバラへの愛情を試す天の試練なのでしょう。
梅雨でも諦めずに雨の降っていない時に、バラを可愛がることにします。
さて、なんだか変なテンションで始まりましたが気を取り直して、今回はデビッドオースチンの白バラ、デスデモーナの開花の様子・花持ち・香・樹形などをご紹介したいと思います。
上の画像、めちゃくちゃ可愛くないですか?
デスデモーナは、咲くと思わず「ウホッ!かわいいヽ(*´∀`*)ノ.」という感じになる素敵なバラです♪
デスデモーナが開花!特徴は?花持ちは?
2015年に作出されたデビットオースチン(イングリッシュローズ)の人気のバラ、デスデモーナです。育ててみて、次のような特徴がありました。
- 樹形:中型のシュラブでドーム型
- シュート発生:あまり発生しない(4年間で)
- 花色:白~ごく淡いピンク色
- 花形:カップ咲きで花びらはやや少なめ
- 香り:中香、さわやかな香り
- 花もち:3日くらいなのでERにしては良い方
- 開花:早咲きな方
- 多花性:春たくさん咲き、秋もまあまあ咲く
- うどん粉病:無農薬で発症せず
- 黒星病:無農薬で多少発症あり
大苗で購入後3年間は鉢植えで、昨年から地植えにしました。
デスデモーナの花のサイズは6~8センチとやや小さめで、花形は花びらが少なめのカップ咲き。とても愛らしい姿をしています( ´∀`)b
花色は白ですが、純白ではなく白~淡いピンク色です。色までもかわいい!まさに可愛さの権化。
花は2つ3つ蕾がつくものが多いですが、一輪で咲くものもあります。
花持ちは3日くらいで散り始め、花びらは花の終わり頃になるとハラハラと散っていきますが、突然パサッと落ちるものもあります。
ERにしては花持ちは普通だと思いますが、体感としては他ブランドのバラよりやはり早く散りますね。デビットオースチンのバラは香りと引き換えに花もちが短めですね。
花つきは良いです。たくさん咲くので幸せな気持ちにさせてくれますよ~
上記の写真では株元に雑草防止のレンガを敷いています。けっこう良いです^^
デスデモーナの樹形は?
<デスデモーナ樹形全体>
デスデモーナの樹形は中型のシュラブ樹形で、半つるのように枝が伸びすぎることはありません。
育てている年数は鉢植えで3年経ったあとで地植えにして2年です。オリビアローズオースチンほどは大きくなりませんね。
<左がデスデモーナ、右がオリビアローズオースチンです>
支柱も不要で、花も下を向きすぎることもありません。
ベーサルシュートの発生はあまりないのが寂しいですが、冬剪定も特に難しくなく、育てやすい品種です。
デスデモーナの香りは?
デスデモーナの香りは中~強香で、優しい印象の香りです。
カタログでは、次のように記載があります。
~引用ここから~
愛らしいオールドローズ香とアーモンドの花の香りに、キュウリとレモンピールのほのかな香りが混じります。出典:デスデモーナ 鉢苗より
~引用ここまで~
キュウリってどんな香り?(笑)と思いますが、私自身さわやかな香りだと感じていたので、レモンピールはなんとなくわかります。
甘い香りではないですが、良い香りですよ^^
デスデモーナの花形は?蕾から開花まで
それでは、デスデモーナの花形を蕾~開花~枯れるまでを見ていきましょう。
まずは蕾です。蕾の時はピンクがやや濃いですね。
蕾がほころび始めました!
だんだんと咲いてきました。
デスデモーナが咲きました。バラって不思議です。冬にはただの枝だけの状態だったのが、暖かくなるとこんなにキレイに咲くんですね。
聖杯型のカップ咲で、少なめの花びらが可愛らしいです。
花のサイズがそこまで大きくなく、ゴージャス系ではなく可愛い系ですね。
デスデモーナの枯れる前です。
パサッと花全体が一気に落ちる花と、ハラハラと落ちる花があります。
さいごに
デスデモーナの花持ちや香り、樹形のご紹介でした!
今年はインスタも投稿を始めて、バラの写真をどんどんアップしていたのですが、まさかの5月中旬の梅雨入りで、満足な写真が撮れません。。。
雨の時にオヤツを食べつつ静かに小説を読むのは最高なんですけどね( ´∀`)b
最後に良い感じに撮れたデスデモーナで締めくくり。ではまたです~
久しぶりにに投稿します。我が家では、ERの白系では、デスデモーナ、クレアオースチンがありますが、どちらも花数は多く、育てやすいと思います。今年もしっかり咲いてくれました。
HTの白とは、違う良さがありますね。
M・敏昭さん、お久しぶりです!(一部イニシャルにしましたが、不要でしょうか?)
> 我が家では、ERの白系では、デスデモーナ、クレアオースチンがありますが、どちらも花数は多く、育てやすいと思います。今年もしっかり咲いてくれました。
> HTの白とは、違う良さがありますね。
そうですね。HTは純白なイメージがあります。今年ビブラマリエを購入したので、楽しみにしていたのですが、まだ一輪しか咲いていません。来年に期待です。
猫の糞害はその後いかがですか?うちも新設した花壇にしょっちゅうされるので、すごく困っています(-_-;)
こんにちは。
3点ご質問させてください(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾
①クレアオースチンかデスデモーナかで悩み、苗を買いそびれたのですが、どちらか一つおすすめいただくとしたらどちらでしょうか?ベランダで鉢で育ては前提です。
②デビッドオースチンのサイトでは25リットル以上の鉢で育てるのがいいとの記載がありましたが、10号スリット鉢では難しいでしょうか?
③クレアオースチンならまだ公式サイトから購入できるようですが、この時期の購入はやめた方が良いですか?秋まで待つべきか、迷っています。
宛先の際でかまいませんので、どうぞよろしくお願いいたします。
のばらさん、こんにちは。
> ①クレアオースチンかデスデモーナかで悩み、苗を買いそびれたのですが、どちらか一つおすすめいただくとしたらどちらでしょうか?ベランダで鉢で育ては前提です。
鉢ならデスデモーナが良いと思います。両方育てましたが、クレアオースチンはつるのように枝が伸びやすいので、樹形の観点からはデスデモーナですね。その他の特徴は両者、とても良くにていました。
ただ、どちらも可愛いバラですので、どちらを選ばれても後悔はありません^^
> ②デビッドオースチンのサイトでは25リットル以上の鉢で育てるのがいいとの記載がありましたが、10号スリット鉢では難しいでしょうか?
いえ、10号スリット鉢でも大丈夫ですが、できればロング鉢が良いです。
ポイントは最初は6~7号ロング、8号ロング、10号ロングとステップアップすることと、水はけの良い土で育てることです。私は昔、デビットオースチンの土で育てて、根腐れさせてしまいました(´ー`A;)
赤玉土の小粒多めが生育が良いですよ。
> ③クレアオースチンならまだ公式サイトから購入できるようですが、この時期の購入はやめた方が良いですか?秋まで待つべきか、迷っています。
できれば待った方が良いと思います。私なら、11~2月頃の新しい大苗を買います。
良い苗に出会えますように!
オトメンパパさん、ご丁寧なお返事をありがとうございます!大変参考になりました。クレア・オースチンはやめて、デスデモーナにします。
ちなみに…この時期の購入を見送られるのは、夏直前で難しい時期だからでしょうか?
デスデモーナにされるのですね^^良いバラですよ♪
> ちなみに…この時期の購入を見送られるのは、夏直前で難しい時期だからでしょうか?
偏見かもしれませんが、今の時期は売れ残りの苗だと思っているからです。
・実店舗の場合:私なら枝ぶりの良い苗から選んで買っていきます。
・通販店舗の場合:お店側も発送する時に良い苗から発送するのかな?と思いまして。(忙しいのでいちいちそんなことはしていないかもしれませんが)
あとは今の時期まで6号鉢で育てられた大苗は根がギュウギュウで、根詰まり気味のようにも思えます。
(あらかじめ丁寧に鉢増しされて、大きくしてから販売する苗もあるかもしれませんが)
こんな理由からですね。