こんにちは、オトメンパパです!
5月ですね~!蕾が膨らんできて開花が始まり、いよいよ嬉しいバラシーズンの到来です^^
さぞかしロザリアンの皆さんは、庭やベランダで日々ウットリされていることでしょう。
どんどん浸りましょうね~( ´∀`)b
さて、今回は肥料対決第二弾その8になります。
肥料対決を簡単にご説明すると、買うと高いバイオゴールドセレクション薔薇(有機肥料)と、ごく普通の安価な化成肥料ではどちらの肥料がバラによく効くのか?という実験です。
花や蕾の数、根張りやベーサルシュートの発現などの生育具合を比較する実験になります。
前回は2020年の春~夏にかけての蕾数をカウントしました。
バラの肥料対決第二弾その7!春から夏の蕾数とベーサルシュート今回は2020年を通して蕾数が肥料により差が出たのか、また根っこの張り具合に差はあったのか、こちらをご紹介します。
今年で4年目突入です(^o^)
それでは、肥料対決第二弾その8いってみましょう!
肥料対決第二弾のルール
肥料対決第二弾のルールは簡単で、次の2種類の肥料を4品種のバラに与えて、花や蕾の数をメインに生育の様子を比較します。どちらがよく花がついて良い生育をするのかな?という比較実験です。
肥料のお値段はけっこう差がありますよ。
- バイオゴールドセレクション薔薇:バラ専用有機肥料
値段は1kg約1,800円でお高め!(2020年5月現在) - 化成肥料(有機入り)
値段は1kg約110円で安い!(2020年5月現在)
バイオゴールドセレクション薔薇、値上がりしていますね。1kgで買うより3.8kgの方がまだ安いため、私はだいたい3.8kgを送料込み6,000円ほどでネットで購入しています。
それでは花と蕾の数のご報告でーす!
バラの花と蕾の数の比較:2020年
まずは2020年の1年間の花と蕾の数を比較してみましょう。
花とつぼみの数は次の結果となりました。
バイオゴールド | 化成肥料 | 数以外の差異 | |
---|---|---|---|
ルージュピエールドゥロンサール | 47 | 49 | 化成肥料はダメになった蕾があった(カウント外) |
ローズポンパドール | 53 | 58 | 化成肥料はボーリングした蕾が発生した、花も小さかった |
ラ・ローズ・ドゥ・モリナールA | 25 | 40 | 特に差はなし |
ラ・ローズ・ドゥ・モリナールB | 36 | 32 | 特に差はなし |
オリビアローズオースチンA | 23 | 23 | 特に差はなし |
オリビアローズオースチンB | 32 | 22 | 特に差はなし |
合計 | 216 | 224 |
結果は、バイオゴールドセレクション薔薇が合計216個、化成肥料が224個となり、どっちの肥料もほぼ差異はない、という結果になりました!
びっくりですね~
価格はだいぶ差があるのですが(^_^;)
株によっては差がついているものも一部ありますが、6株中、4株がほぼ同数です。
勝敗としては引き分けですが、この結果に本当に驚いています。
とは言え、それではもう化成肥料で良いんだな、とはなりません。2020年は花と蕾の数以外にも、付け加えておくことがあります。
化成肥料はルージュピエールドゥロンサールで大きくなりきらずにダメになった蕾がありました(この蕾は数に入れていません)。
また、ローズポンパドールで※一部の花にボーリングがみられました。
また、ルージュピエールとローズポンパドールで花が小さめでした。
ラローズドゥモリナールとオリビアローズオースチンにはそういった相違点はありませんでした。
ただ化成肥料が悪いわけではないかもしれません。
実は2019年のローズポンパドールには、バイオゴールドセレクション薔薇でボーリングがありました。
これらの結果から、もしかすると肥料を多くあげすぎている※可能性がある?と仮説を立てましたので、今年は両方の施肥量を半分にしてみようと思います。
また、午前中だけ日の当たる東向きの場所に置いていることも原因の一つかもしれません。暑すぎる夏はちょうど良いのですが、春~初夏にかけては日照不足となっている可能性があります。
<午前中だけ日の当たる東側>
ただ、この場所は屋根があって雨が当たらず、何もせずとも黒星病が全く出ない奇跡エリア(笑)ですので、今のところは別の場所には置きません。
というわけで今年2021年はボーリングやダメになる蕾があるのか?も観察しておきますね。
それでは、品種ごとに詳しく見ていきましょう♪
ルージュピエールドゥロンサールの花と蕾の数は?
ルージュピエールドゥロンサールの花と蕾の数です。
- バイオゴールドセレクション薔薇:47個
- 有機入り化成肥料:49個
花と蕾の数ではほぼ同数となりましたが、化成肥料は花のサイズが小さめ(少しボーリングも)で、蕾が大きくなる過程で枯れていったものもあり※、今回はバイオゴールドセレクション薔薇が優秀というより、化成肥料に問題ありという結果でした。
冬剪定では、ルージュピエールさんは去年長めに剪定してしまい(半端につるバラを意識してしまった)、とてもぶっさいくな樹形になってしまいましたので…
<剪定に失敗したルージュピエールドゥロンサール>
今回はつるバラと思わずにバッサリいきました^_^
<冬剪定前>
<冬剪定後>
そのため4月は良い感じに芽吹きがあり、この段階ではバイオゴールドが元気いっぱいという感じでした。やはりバイオゴールドは価格が高いだけあるのでしょうか。
5月現在、バイオゴールドセレクション薔薇の方はそろそろ咲きそうです^_^
冬の鉢替えは12号鉢なので植え替えはせず、表面の土を取り除いて堆肥と土を追加するにとどめました。
ローズポンパドールの花と蕾の数は?
ローズポンパドールの花と蕾の数は化成肥料が少し多くなりました。
- バイオゴールドセレクション薔薇:53個
- 有機入り化成肥料:58個
ほぼ同数の結果ですが、化成肥料はイマイチでした。
なぜかと言うと、ルージュピエールさんと同様にボーリングが出てしまったためです。今年はこのことを考慮して、施肥量を半分にしてみようと思います。
冬剪定でバッサリ切りました。
<冬剪定前>
<冬剪定後>
4月に良い感じに芽吹きましたが、こちらもバイオゴールドの方が元気があるように見えます。ルージュピエールさんと同様、バイオゴールドの元気さが目立ちますね。
5月現在も病気なく生育しています。ローズポンパドールもバイオゴールドセレクションが先に咲きそうです。
ローズポンパドールも冬の鉢替えは12号鉢なので植え替えはしていません。
表面の土を取り除き、牛ふん堆肥と赤玉土を追加するにとどめました。
ラ・ローズ・ドゥ・モリナールAの花と蕾の数は?
ラローズドゥモリナールA(2株ありますのでAとBで分けています)の花と蕾の数は、化成肥料が多くなりました。
- バイオゴールドセレクション薔薇:25個
- 有機入り化成肥料:40個
これは化成肥料さんが健闘していますね。花にも不具合はありませんでしたので、化成肥料の勝ちと言えます。
<冬剪定前>
<冬剪定後>
ラローズドゥモリナールAは冬の植え替えで10号鉢から12号鉢へ鉢増ししました。
植え替え時の根っこの様子を見てみましょう。
上下ともに左がバイオゴールドセレクション、右が化成肥料の画像です。
特に違いは見られませんね。
今年はルージュピエールとローズポンパドールに合わせて、バイオゴールドセレクション薔薇、化成肥料ともに施肥量は半分にしました。画像は植え替え中に施肥した時のものです。
4月の芽吹きにも特に差はありません。
5月も順調です。ベーサルシュートも出てきました。嬉しいです^_^
ラ・ローズ・ドゥ・モリナールBの花と蕾の数は?
ラローズドゥモリナールB(2株ありますのでAとBで分けています)の花と蕾の数は、ほぼ同数で引き分けと言えます。
- バイオゴールドセレクション薔薇:36個
- 有機入り化成肥料:32個
花姿にもやはりAと同じく差はありませんでした。
<冬剪定前>
<冬剪定後>
ラローズドゥモリナールBは冬の植え替えで10号鉢から同じ10号鉢で植え替えしました。(根鉢を軽く崩して土を入れ替えてリフレッシュ)
植え替え時の根っこを見てみましょう。
<左:バイオゴールドセレクション、右:化成肥料>
右の化成肥料の方がやや調子良いかな~と言う印象でしたが、ほぼ同じと言えば同じでした。
施肥量は他と同じく前年の半分にしています。
ラローズドゥモリナールは今までAとBで同じサイズの鉢で育ててきましたが、十分生育したので、ここで鉢サイズを分けます。
- ラローズドゥモリナールA:10→12号鉢
- ラローズドゥモリナールB:10号鉢のまま
今後は鉢サイズの違いも生育にどう現れるか見てみたいと思います。
(大きい鉢の方が生育する、というのはわかるのですが、さてそれは12号鉢と10号鉢でどの程度?となると具体的なところはわかりませんので、これを確認してみますね)
4月の芽吹きと5月現在も特に差はありません。
オリビアローズオースチンAの花と蕾の数は?
オリビアローズオースチンA(2株ありますのでAとBで分けています)の花と蕾の数はなんと・・・同じ数でした!
- バイオゴールドセレクション薔薇:23個
- 有機入り化成肥料:23個
花の形や色にも特に差異はなく、もう安い化成肥料で良いじゃん!、と思える結果でした。
<冬剪定前>
<冬剪定後>
オリビアローズオースチンAは冬の植え替えで8号鉢から同じ8号鉢で植え替えました。(根鉢を軽く崩して土を入れ替えてリフレッシュ)
植え替え時の根っこを見てみましょう。
<左:バイオゴールドセレクション、右:化成肥料>
根っこは化成肥料が良く生育していますね。
植え替え後の施肥量はやはり半分に。
4月の芽吹きは特に差はないです。
5月現在はこちらです。
オリビアローズオースチンBの花と蕾の数は?
オリビアローズオースチンB(2株ありますのでAとBで分けています)の花と蕾の数は、バイオゴールドセレクション薔薇が多くなりました。
- バイオゴールドセレクション薔薇:32個
- 有機入り化成肥料:22個
花姿にも差は特にありませんでした。
<冬剪定前>
<冬剪定後>
オリビアローズオースチンBは冬の植え替えで8号鉢から10号鉢へ鉢をサイズアップしています。
植え替え時の根っこを見てみましょう。
ほとんど同じですね笑
オリビアローズオースチンもAとBで同じサイズの鉢で育ててきましたが、ここで鉢サイズを分けます。
- オリビアローズオースチンA:8号鉢のまま
- オリビアローズオースチンB:8→10号鉢へ鉢増し
さあ、どのくらい生育に差が出るか楽しみです。
ただ、今年一年かけて鉢に合った成長をして、来年の花数に差が出る想定なので、今年は特に差はないかもですね。
施肥量は同じく半分にしました。
5月のオリビアローズオースチンBです。左がバイオゴールドセレクション薔薇、右が化成肥料ですが、バイオゴールドセレクション薔薇が先に咲き始めました。
結果は?
2020年の肥料対決は花と蕾の数は引き分けです。その他の生育具合もさほど差異はありません。
じゃあどっちがオススメ?となると、価格重視でいくならバイオゴールドセレクション薔薇、コスパ重視でいくなら化成肥料かと思います。
今年、施肥量を減らしたことでボーリングや蕾がダメになる件が改善するかどうか、結果次第でまた変わりますが、現時点では上記の結果かな~と思います。
ちなみにオトメンパパは肥料対決以外の鉢植えには化成肥料を使っています。地植えには基本的に油かすと骨粉、ヨウリンを冬に一度寒肥として施肥しています。
バラの肥料!冬に施肥する方法をご紹介♪さいごに
肥料対決第二弾その8でした!
今回も長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございますm(_ _)m
この実験はまだ数年は続けたいと思っていますので、良ければお付き合いくださいね。
最近はバラ園なども行きにくい状況ですが、皆様健康にはくれぐれもお気をつけください。
早く元のマスクの要らない生活に戻りたいものですね。
シュラブ系の花弁数の多いタイプは肥料が多いと開きにくくなりますね。春は寒肥だけで一切与えない方もいらっしゃいます。樹形が大きくなるので、つい多めに与えたくなっちゃいますけれど。
さやさん、こんにちは。
私もそう思い、今年は寒肥を半分の量に減らしてみたのですが、特に変わらずでしたので、今は日当たりを疑っています。
大変参考になります!●●の肥料がいい、▲▲の肥料がいい、理由はカクカクシカジカで…という記述はあちこちで拝見しますが、特定のメーカーに肩入れすることなく公平に比較検討した記事はとても少ないので、とてもありがたいです。ありがとうございます。土の差対決などもいつか拝見したいなぁなんて思ったり…(^^)
のばらさん、こんにちは。
嬉しいコメントをありがとうございます^^
> 土の差対決などもいつか拝見したいなぁなんて思ったり…(^^)
おお~それは面白いですね!
日頃言っている、水はけの良い土は本当に良いのか!?みたいな実験ですよね、面白そうです。今年進めてみようと思います。
薔薇の肥料対決とても参考になりました、特にこだらわなくて良いですね。有難うございました。
大事なのは剪定と日当たりですかね
次回は土対決、鉢対決”スリット鉢とかプラッチック鉢、焼物の鉢との差) をご存知でしたら是非お聞かせください。お願いします。
ヤッコさん、こんにちは!
> 大事なのは剪定と日当たりですかね
そうですね。肥料は必要ですが、高価なものでなくてもけっこう良いと思いました。
> 次回は土対決、鉢対決”スリット鉢とかプラッチック鉢、焼物の鉢との差) をご存知でしたら是非お聞かせください。お願いします。
それは面白そうですね!根張りに差が出そうです。次の冬に良さそうなので試してみようと思います。