肥料対決！有機VS化成その3！根張りの確認

こんにちは、オトメンパパです＾＾

今回は、肥料対決シリーズのその3になります。

肥料って、けっこう高いじゃないですか？そのため、有機肥料の3種類と化成肥料では、バラにどれが一番よく効いて、コスパが高くてお得なのかな？という疑問から始めた実験です＾＾

こちらの記事の続きになりますので、まだ読まれていない場合、先に読んだ方がわかりやすいと思います。

バラの育て方！肥料はどれが一番効く？その1

バラの肥料対決その2！手作りVS有機VS化成！

バラの一番花が終わったあと、実験中のピエールドゥロンサールとコスモスの鉢増しを、せっせと行いました。

その時の、根張りの様子が今回のメインです。

ジェネラスガーデナーは、すでに4つとも6号鉢でしたので今回の鉢増しはパスして、追肥だけを行いました。

それでは、「肥料対決！有機VS化成その3！根張りの確認」です。いってみましょう＾＾

有機肥料と化成肥料の違い！まとめ

根張りの確認の前に、そもそも有機肥料と化成肥料はどう違うのか？

それぞれ、どういう特徴があるの？ってことで整理するためにも、一度見ておきたいと思います。

まずは有機肥料です。

ふむふむ。

有機肥料って肥料の効果だけでなく、バラにとってフカフカで良い土になる、という二次的な効果もあるんですね。

続いて、化成肥料についても見てみましょう！

なるほど～すでに無機化されているので早く効くんですね。

窒素、リン酸、カリを、素早く効率良くあげる場合に、化成肥料は向いているようです。

ただ、化成肥料だけを使い続けると、土壌にはあまり良くないようですね。
良くも悪くも、化学合成の特徴が出ているようです（＾＿＾；

そのため施肥する場合は、化学肥料だけでなく、堆肥や有機肥料などの有機質も上手に併用したいですね。

では、こういったそれぞれの特徴をふまえて、根張りがどんな感じか見てみましょう＾＾

肥料による根張りの違い確認

実験している肥料は次の4つです。

バラは挿し木してからちょうど1年程度の苗で、品種は次の3つです。

今回はこれらの根張りチェックを行い、鉢増しをしました。

その際、次のように鉢底に肥料を入れて、土の表面にも2箇所ずつ施肥しました。

まずは、ピエールドゥロンサールから根張り具合を見てみましょう！

ピエールドゥロンサールの根張り確認

ピエールドゥロンサールを鉢増ししました。

上が鉢増し前で、下が鉢増し後で5号ロング⇒6号ロングのスリット鉢に植え替えました。

ピエール（化成肥料）

では、まずは化成肥料（有機入り）の根張りです。

左が鉢から出した状態で、右がシャワーでざっと洗い流した写真です。

底には、適度に根っこがあります。

ピエール（ローズショップバラ専用ぼかし肥料）

続いて、ローズショップのバラ専用ぼかし肥料です。

化成肥料と差は感じられません。

ピエール（バラの家プレミアムローズオーガニック肥料）

3つ目は、バラの家のプレミアムローズオーガニック肥料です。

肥料なのに、とても良いにおいのする肥料です＾＾

3つの中では、一番の根張りかな？

ピエールドゥロンサール（手作り油肥）

4つ目は、Dr真島の手作り油肥です。

手作りの有機肥料ということで、けっこう期待しています。

根張りは、ちょっと少ないような？
ただ、手作り油肥は、他とは全然違う特徴がありました。

それがこれです。

根鉢に菌糸がびっしり！

この菌糸は、微生物（善玉菌）がたくさん活性化している時のものだと思います。手作り油肥は、微生物が活性化しやすい肥料のようです。

以上が、ピエールドゥロンサールの根張りチェックでした！

続いてコスモスの根張りも見てみましょう。

コスモスの根張り確認

同じように、上が鉢増し前で、下が鉢増し後です。

化成肥料のみ6号鉢で、他の3つが5号ロングです。これを全て、6号ロングのスリット鉢に植え替えました。

では、まずは化成肥料（有機入り）の根張りです。

コスモス（化成肥料）

コスモスの化成肥料（有機入り）の根鉢です。

これだけ6号鉢だったので、根鉢がしっかりしておらずシャワーをかけると、かなり崩れました。

コスモス（ローズショップバラ専用ぼかし肥料）

2つ目は、ローズショップのバラ専用ぼかし肥料です。

根張りはやや少ないでしょうか？

ただ、これも菌糸が根鉢にまわっていました。ローズショップの肥料も、微生物が増えやすいのでしょうか？さすが有機肥料です＾＾

コスモス（バラの家プレミアムローズオーガニック肥料）

3つ目は、バラの家のプレミアムローズオーガニック肥料です。

こちらは、ピエールドゥロンサールの時と同じように、良い具合に根っこがまわっていますね！

コスモス（手作り油肥）

4つ目は、Dr真島の手作り油肥です。

ほどほどな根張り具合です。

以上、あんまり大きな差はなかったのですが、コスモスの根張りでした。

続いて、ERのジェネラスガーデナーです。

ジェネラスガーデナーに追肥

ERのジェネラスガーデナーは、すでに6号鉢なので、今回は鉢増しせず追肥だけを行いました。

鉢増しは、7月か8月頃と思っていますので、その時に根張りの様子を確認して写真を撮っておきますね。

では、追肥です。

化成肥料は6～7グラム程度を土の表面の2箇所に。

ローズショップの有機肥料を付属のスプーンに7分目くらいを、土の表面の2箇所に。

バラの家の有機肥料は7～8粒を同じように。

手作り油肥は多めに。

以上で、3品種とも追肥が完了しました！

おわりのまとめ

肥料対決その3では、根張りを確認しました。

そんなに大きな差はなかったのですが、根張りを見た感じの印象です。

というわけで、根張りに関してはバラの家のプレミアムオーガニック肥料が一番良かった印象です。

他はそんなに差がない感じでした。

これからの時期（6月以降）、ベーサルシュートが出たり株がグングン成長する時期なので、肥料の違いがもっと見えてくるかもしれませんね＾＾

次回その4は、9月の夏剪定の頃の予定です！

＜追記＞
その4です＾＾

バラの肥料対決その4！病気にも差が出た！？