こんにちは!オトメンパパです。
デルバールのバラ、ラ・ローズ・ドゥ・モリナールのご紹介です。
このバラの特徴はその素晴らしい香りです。甘い香りをかぐと、ほわあ~と幸せな気持ちになります。我が家の20種類くらいあるバラでトップ3に入る香りの良さなんですよ^^
樹勢は強く、地植えして伸び伸びと育てればとても大きくなりますので、フェンスに誘引するととても見応えのある素敵なバラです。
今回はそんなラ・ローズ・ドゥ・モリナールの開花と花もちや香り、樹形や耐病性のご紹介です。
ラ・ローズ・ドゥ・モリナールが開花♪香りは?最高!
デルバールのラ・ローズ・ドゥ・モリナールが開花しました。
この素敵なバラを短い言葉で表してみます。
最高
あ、短すぎましたね。
もう少し詳しく書きます。
ラローズドゥモリナールは香りが素晴らしく、病気にかなり強い無農薬ロザリアンの味方、です。春にたくさん咲くのはもちろん、秋にもけっこう咲きます。手放しで絶賛してしまう素敵なバラです( ´∀`)b
そんなラローズドゥモリナールの特徴です。
- 樹形:つる仕立てのできる大型のシュラブ
- シュート発生:よく出る
1年間で株元からのシュートは太さ1.5センチほどのものが1~2本ですが、枝の途中からはさらに数本出ます(樹齢を重ねると減ってきますが出やすい方です)。 - 枝の硬さ:少し硬め(アーチよりも壁面向け)
- 花色:濃いピンク
- 花形:カップ咲きとロゼット咲きの中間くらい
- うどん粉病:強い!無農薬で発症せず
- 黒星病:強い!無農薬で発症せず
- 花もち:短い(2日ほど)
- 多花性:春たくさん咲き、秋もけっこう咲く
- 香り:素晴らしい強香、甘く良い香り
香りは強香で最高に良い香りです。甘くて濃厚で、いつまでも嗅いでいたくなるような素晴らしさです。
本場フランスでは香水になっていると雑誌に書いてあったのですが、納得の香りですね♪
咲く時期は遅咲きで、我が家では他のバラの1番花がそろそろ終わるな~という時期に開花が始まります。
若干寂しさを感じる時期なのですが、がんがん咲いてバサバサとすぐに散るので、花柄摘み(はながらつみ)に追われてそんな寂しさはすぐに忘れさせてくれます。空気も読めちゃう素敵な子ですね(*^^*)
ラ・ローズ・ドゥ・モリナールの蕾から咲き終わりまで
続いて、ラ・ローズ・ドゥ・モリナールの蕾から開花、花の咲き終わりまで見てみましょう。
少し大きめの蕾です。
開き始めました。横に側蕾が見えますね。
このサイズになると、もうかなり良い香りがしています( ´∀`)
ショッキングピンクっぽい色味ですが、実物はもう少しマイルドな色味です。
開花しました!
この画像の色味は実物に近いです。
カップ咲きが咲きかける姿って最高じゃないですか?
こちらはちょっと色味がキツく写ってしまいました。
この完璧なカップ咲きがたまりません。。
でもちょっと花びらのキワに傷みがありますね。ラローズドゥモリナールは花びらの傷みがちょくちょくと目立つことが多いです。
咲き進んでロゼット咲きのようになりました。
枯れ始めました。こうなるとすぐにバサッと散ります。
散り始めました。
真ん中の花が枯れると、同じ茎の側蕾が咲いていきます。少し小ぶりの花が咲きますよ~
続いては、ラローズドゥモリナールの花持ちや花瓶に活けた様子です。
ラローズドゥモリナールの花もちは?
ラローズドゥモリナールの花もちは残念ながら良くありません。数少ないデメリットと言えるでしょう。花もちは春なら2日くらいでしょうか。あっという間にバサッと散ります。強香なバラあるあるですね。
花が咲いたままにしておくと、このように地面がすぐに花びらだらけになっちゃいます(^_^;)
花びらも少し傷みやすいように思います。
例えば花瓶に活けると少し花びらの端の傷みが気になります。
花びらの傷みは少し気になりますが、ステム(茎)は長く、数もたくさん咲きますので、切り花として花瓶には活けやすいです。
あと、トゲは普通にあるので、私は側を通る際に伸びた枝に良く引っかかります笑
ラローズドゥモリナールの耐病性は?
ラローズドゥモリナールの耐病性はかなり強く、我が家ではうどん粉病は発生せず、黒星病もほとんど出ません。本当に無農薬栽培ロザリアンの強い味方だと思います。
病気に強いラローズドゥモリナールは、樹勢も強いです。次は樹形をご紹介しますね。
ラ・ローズ・ドゥ・モリナールの樹形と樹勢は?
ラローズドゥモリナールの樹形は大型のシュラブで、つるバラとしてのびのびと枝を伸ばして誘引することもできますし、鉢植えで育てることもできます。
別記事の肥料対決では、鉢植えで4株育てていますよ。

我が家でも南向きの日当たりの良い場所に地植えしていますので、だいぶ大きくなりました。
左右の大きさは約3.6メートル、高さは約2メートル、株元は直径約15センチです。大きくしてたくさん花を咲かせたい!!という時に最適なバラですね(*^^*)
2014年に地植え
最初に2014年に大苗を地植えした時は、こんなにおチビでした。
2018年に台風被害
2018年にはこのくらいのサイズに成長しました。シュートも良く出てグーンと伸びるバラで、樹勢は強いです。
しかし以前2018年に台風被害にあったことがあります。板塀に結んでいた麻ひもは全て千切れ、枝がたくさん折れてしまい、この時は本当に愕然としました。
折れた枝を整理すると、被害前の半分以下のサイズになる大ダメージを負いましたが、翌年にはほぼ元通りになりました。
2019年に回復
2019年には順調に持ち前の樹勢の強さで大きく枝を伸ばして、今とほぼ同じサイズになりました。すごい回復力じゃないでしょうか(笑)
2020年
こんなに大きくなっても、たくさんキレイな花が咲くのがありがたいです^^
左端に写っているのは高鉄棒です。自宅を建てる時に体を鍛えようと思い、設置しました。高鉄棒ってネットで買えるんですよ(笑)
今度白く塗ろうと思っています。
おわりに
ラ・ローズ・ドゥ・モリナールの開花の様子でした!
樹形も大きく育つ見応えのある素敵なバラなのですが、今まで樹形全体の良い写真と、花の色味がなかなかちゃんと撮れなかったので、メイン記事を作成するのを躊躇(ちゅうちょ)していました。
どうも肉眼で見るのと感じが違うんですよね。ですが、もう良い写真は諦めてご紹介しました(笑)
また、以前コメントでボレロの開花記事のリクエストを頂いたのですが、なぜか2020年の写真がほとんどありません。今年はご紹介するつもりでたくさん撮影していたのですが。。。リクエスト頂いた方、すみません。来年は必ず写真をたくさん撮りますm(_ _)m
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