雨水タンクをDIYで設置しました!

雨水タンクをDIYで設置しました

こんにちは、オトメンパパです。
数年前からずっと設置したかった雨水タンクを、庭にDIYで設置しました!

雨水タンクがあれば雨水を溜めておいて水やりに活用できますので、水道代が節約できてエコですよね。
我が家はバラの鉢が多いので、設置後はすっごく助かっています。

ただ、設置はわりと簡単とはいえ雨どいを切ったりしますので、やや躊躇(ちゅうちょ)してしまいがちです。

雨水タンク本体の値段も高めですし。
とは言え、市区町村から補助金がもらえることも多く、私は39,800円のうち26,000円もらえました( ´∀`)

そこで今回は、雨水タンクってどうやって設置するの?DIYの方法は?という疑問をお持ち方の参考になればと思い、記事にしました。

それではいってみましょう!

購入した雨水タンクはハーコスターの227リットル

庭にDIYで設置した雨水タンクです。

設置した雨水タンク

購入した雨水タンクはイギリスのメーカー、ハーコスターの227リットルのモデルです。リンクを載せておきますね。

値段は39,800円となかなか高額※ですが、26,000円も市から補助が出ましたので自己負担は約14,000円です。とてもエコな商品なので補助金が出るのですね。
実際にかなり水が節約できていますよ( ´∀`)b

※急激な円安のためか現在は値上がりしています。

その他の雨水タンクを固定する金具とワイヤーなどで千円程度かかりました。
あとは必要な工具が家にあるかどうかで、工具を購入するかレンタルする必要があるかもしれません。

雨水タンクを設置したのは秋口なので、夏場のたくさん水やりが必要な時期はまだ過ごしていません。夏まっさかりの時期は雨水で足りるのかまだわかりませんが、秋以降は水やりに水道を使っていないんです。

かなりのお得感がありますよ^^

さらに最近は災害も多いので、いざという時に活用できますので、心強くもあります。
もっと早く設置すれば良かったな~と思います。

雨水タンクの補助金申請から到着まで

雨水タンクは、お住まいの自治体に補助金制度があるなら是非活用しましょう。私が補助金申請をした流れを記載しておきますね。

雨水タンクの補助金申請

市に補助金申請が通ったことを確認後、ポチっと雨水タンクを購入しました。
補助金申請から、購入までの流れです。

雨水タンクの補助金申請から購入まで
  1. 販売店に見積もり
  2. 役所へ見積書と雨水タンク設置計画図などの書類を提出して申請
    ※私がエクセルで作成したサンプルを掲載しておきます。
  3. 許可がでれば購入
    ※補助金を申請する場合は購入前に行いましょう。
  4. DIYで設置
  5. 設置後の役所の方の現地チェック
  6. OKなら補助金入金

ざっくりとこのような流れです。市区町村によって違うこともあるでしょうし、お住まいの市区町村にご確認くださいね。

また、役所とは郵送でのやり取りが必要でしたので、購入まで時間的な余裕を持って計画しましょう。私の場合は6月末にお店に補助金申請の問合せをしつつアドバイスを受け、実際に購入したのは8月中旬、さらに注文後に届くまで17日かかりました。

こちらは実際にエクセルで作成した雨水タンク設置計画図のスクリーンショットです。こちらを申請時に印刷して添付しました。ご参考まで。

<雨水タンク設置計画図サンプル>
雨水タンク設置計画図

雨水タンクの到着

待ちに待った雨水タンクが届いた時の様子です。

雨水タンク到着

かなり大きいのですが、樹脂なのであまり重くはありません。濃くて良い緑色ですね。

組み立て前の雨水タンク

ボディの側面には説明書らしきものが貼り付けてありますが、日本語ではありません。

雨水タンク側面の説明書

雨水タンク上部のフタ

雨水タンクの上部です。黒い部分はフタで、外れるようになっています。

雨水タンクのフタの裏側

こちらは雨水タンクの底です。

雨水タンクの底

付属品です。

雨水タンクの付属品

軍手はせっかくおまけしてくれていますが、雨水タンクがスベスベしていて相性が悪く、滑って使えませんでした(笑)
ゴムのブツブツ付き軍手を用意しておきましょう。
簡易的ですが、日本語の説明書も付いていました。

こちらは雨水タンクを乗せるスタンドと雨どいから雨水を流す集水器とレイントラップ、ホースです。

雨水タンクの土台

雨水タンクの集水器とレイントラップ

それでは、設置していきますね!

雨水タンクをDIYで設置する

それでは雨水タンクを設置していきますが、まずは雨水タンクを載せるスタンドです。

雨水タンクのスタンドを仮置き(横)

設置場所を水平にする

まずは台を仮置きします。

雨水タンクのスタンドを仮置き(正面)

雨どいのそばに置いて、雨水タンクを乗せてみます。

雨水タンクを仮置き(横)

注意
雨水タンクは水が溜まると200キロを超えますので、必ず平坦で硬い場所に設置しましょう。転がったり重さで地面が凹んで倒れるなど、恐怖でしかありません。

また、日光も当たらない場所に置いてください、とメーカーに指定されていますが、我が家の敷地には時間帯によっては当たってしまう場所しかありませんでした。
(完全に北側に設置すると、使いにくくなるので)

雨水タンクを仮置き(正面)

仮置き状態で雨水タンクは傾いていましたので、地面を平らにならします。

地面を平らにならす

丁寧に平らにしたら踏み固めましょう。

地面を均したあと

もう一度、台と雨水タンクを仮置きしてスケールで水平を測ります。水平になっていることを確認できました♪

水平を確認

雨どいの切断と集水器の接続

続いて、雨どいと雨水タンクを接続します。

接続するためには雨どいを切断する必要があり、切る高さが重要なので目印を貼ります。雨水タンク側の「water level」と書かれた下のラインと同じ高さの雨どいに、目印シールを貼ります。

雨樋を切る目印シール

このシールの上端と下の端をノコギリで切っていくのですが・・・実は数年前から雨水タンクを設置することは決めていたのですが、雨どいを切ることにビビり実行が遅れていました。
この雨どいを切って失敗したらどうなるのかなあ・・・と(´ー`A;)

我が家の雨樋

しかし何事もリスクはつきものです!
いざ!

雨樋をのこぎりで切り始める

ギコギコ切っていると、なんと付属のノコギリが壊れました。付属してくれるのはありがたいものの、ちょっとしょぼすぎるノコギリでした(笑)

幸い樹脂が切れるノコギリが自宅にあったので、切り終えることができました。

家にあったのこぎり

買いに走らずにすんでよかったです。

雨どいを切断した

雨どいを切断しました!

このスペースにホースを接続する集水器などの部品を設置しますが、ビビってしまったため、微妙に雨どいを切る高さが足りず、はめるのに苦労しました。切る時はしっかり切った方が良いですね(^_^;)

レイントラップに雨どいがはまらない

最初、切る高さが少し足りなくて、この2つの出っぱりが雨どいの内側に入らず。

グイーっと力を入れて押し込むと、なんとか入りました。

なんとか雨どいにレイントラップをセット

先に雨どいに通してセロテープで止めておいた部品の上部をはめます。

レイントラップの上部

あとはホースで雨水タンクと接続します。

レイントラップ(雨水タンクと未接続)

突然完成が近づいている雰囲気が漂いだしました(笑)

レイントラップ(雨水タンクと接続済)

蛇口の取り付け

次は雨水タンクの下部に蛇口を付けます。
最初はどうやって外すの??と思った六角形の樹脂部分はモンキーレンチで外れました。DIYに慣れている人なら辿り着くと思いますが、説明書に記載してあると親切ですね。
イギリスの製品なので、自分の知らない方法で外すのか?と少し悩みました。

雨水タンクの蛇口をセットする穴

蛇口は簡単につきました。

雨水タンクに蛇口をセット

雨水タンクを固定

続いて、雨水タンクが倒れないように固定します。

ホームセンターで良さそうな商品を物色して、固定する金具を購入してきました。
(左下のステンシャックルという部品は使いませんでした)

雨水タンクを固定する金具とワイヤー

それでは、固定するための穴を家の外壁に開けます。これも最初は勇気がいるDIYです(笑)
構造物に縛って固定できたりするなら、穴開けせずにすむかもしれません。

振動ドリルで壁に穴あけ

注意
DIY全般に言えますが、DIYは自己責任になりますので、あらかじめ傷つくとヤバいものが壁の中にないかは確認しておきましょう。
どうやって?うーん、建築時の資料を見る、建ててくれた業者さんに聞く、などでしょうか。

振動ドリルを使うと外壁にはアッサリ穴が開きます。

家の外壁材はサイディングボードというパネルが使われていることが多いので、ある程度穴を開けるとスッと中で突き抜けます。厚み1.5センチほどでしょうか。この1.5センチほどで穴開けは完了です。
内壁と外壁の間には主に断熱材が敷き詰められている空間があるはずです。

この振動ドリルはホームセンターで一日千円程度で貸してくれる場合もあります。ちなみに電動ドライバーでも、インパクトドライバーでもなく、振動ドリルです。私は昔、どれがどれかわからなかったので、間違えてレンタルして穴が開かないよう、と困ったことがあります(^_^;)

壁に開けた穴

さて、穴が開きましたが、このままではネジが止まりませんので、プラグという樹脂の部品を挿入します。

壁に開けた穴にプラグをセット

これでネジがガッチリ止まります。
2箇所穴を開け、ワイヤーを固定する金具をとめました。

ワイヤーを金具で壁に固定

金具もネジもステンレスを使いました。少しスチールより高いのですが、サビにくいのが良くて屋外用はいつもステンレスを利用しています。

雨水タンクをワイヤーで固定(左)

雨水タンクの右側をワイヤーで壁に固定して・・・

雨水タンクをワイヤーで固定(右)

反対側も同じように止めてあげれば・・・完成です!

雨水タンク設置完了

ゆすっても、少し動く程度になりました。思いっきり体当たりなどしない限り、ずれそうにありません。

遠くから写すと、このようなサイズ感です。手前の自転車は16インチの子供用自転車です。

雨水タンク設置完了2

早く雨が降らないかな~♪と心待ちにしていると・・・降りました!

フタを外して確認すると、たっぷり水が溜まっています。

雨水タンクに雨水がたまった状態の内部

使い方はジョウロに入れて水やりです。
鉢が多く何度も何度も水を入れに行くハメになりましたので、売っているジョウロで最大の容量10リットルを購入しました。

雨水タンクから取水

10リットルでも5~6回は往復しますので、雨水タンク導入前は毎回5、60リットルほどの大量の水道を使っていたんだな~と思います。

今回購入した雨水タンクはこちらです。

さいごに

雨水タンクをDIYで設置する方法と補助金申請についてでした!

DIYが好きだったりコスパの良さを感じているなら、難易度は低めかと思います。補助金ももらえて雨水も有効活用でき、最高です。

思ったより雨水タンクが良かったので、次はコンポストにチャレンジしてみようか検討中です。生ゴミが減ってバラの肥料になるなら、なかなか良いかもしれません^^

6 COMMENTS

NAO

こんばんは。
設置お疲れ様です。
以前実家で別の製品ですが、200Lのものを使用していました。
夏場は晴の日が続くと足りなくなることがありましたよ。
後、落葉樹が近くにあると雨どいのところに詰まることがあるのでたまに確認した方がいいですよ。

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オトメンパパ

NAOさん、こんばんは^^

なるほど、夏場はたくさん使いそうですし、足りなくなりそうですね。もう一つ設置・・・は多いでしょうか(笑)
ジューンベリーという落葉樹が近くにありますので、たまに確認しますね。
ありがとうございました!

返信する
NAO

おはようございます。
増設ありだと思います。
ネット記事で自己流で作成した方が4つ位設置していたと思いますよ。容量は不明ですが…。

返信する
オトメンパパ

4つ!凄いですね。1トン超えてるかもしれませんね。
私の購入したタンクは2つ接続することができるようでしたので、夏場を経験したあとで考えてみます。

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まよまよ

こんにちは。
いつも参考にさせてもらっています。
雨水タンク節水できてすごく良さそうですね。我が家も考えてみます!

返信する
オトメンパパ

まよまよさん、こんにちは。
参考にしてくださり、ありがとうございます!
雨水タンク、なかなか便利です^^良かったらご検討ください~

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