Dr.真島のバラ用手作り油肥を作ってみました!

こんにちは、オトメンパパです^^

今回は、ある本を読んでから、
ずっと気になっていたバラの特製肥料を作ります。

その本はこちらです。

Dr.真島こと、真島康雄先生の本です。バラ界のファーブル先生、ご存知でしょうか?

真島先生はお医者さんをされていて、
医師という立場から、細菌の活動に注目された、
オーガニックのバラ栽培を実践されています。

今回は、この真島先生がおすすめする、

Dr.真島のバラ用手作り油肥を作ってみたので、
作り方
などをご紹介しますね。

Dr.真島の本を読んでみて

オーガニックと聞けば、つい読みたくなってしまうので、
買って読んでみました^^

内容は、けっこうためになり、面白かったです。

うどん粉病と黒星病に対するオーガニックの対応策が、
今、私が実践している、米ぬかをまくことよりも、
一歩進んだ印象を受けました。

その対応策は、じょじょに実践していくつもりです。
また、報告できるようになったら、当ブログでご報告しますね^^

手作り油肥を知る

で、
今回はその本の中で、手作り油肥というものが、
紹介されていました。

それは、

馬ふん堆肥に使用済みのサラダ油を加えて作る

のですが、めちゃくちゃ効果が高いらしいのです。

使用済みのサラダ油!?

へ~

そんなのが肥料に(?_?)

という印象で、とても意外な肥料でした。

ただ、この本を読んだ直後は、
作ってみたい!
とまでの、情熱はわいてこなかったので、
気にはなるけど、へえ~で、その時は終わっていました。

しかし、つい最近発行されたバラ本に、
真島先生の、さらに改良された手作り油肥が紹介されていました。

↓こちらの本
IMG_7682

そして、その油肥を施肥したバラと、
施肥しなかったバラの比較が写真で紹介されていたのです。

その差が・・・

(;゚Д゚)

その差がかなりあり、

作らずにはいられなくなりました( ´∀`)

と、いうわけで作り方のご紹介です~

手作り油肥の作り方

材料

まず、材料です。

上記の1冊目の本と2冊目の本では、
レシピが違います。

2冊目の本の方が新しいので、
2冊目のレシピで作りました。

こちらが材料です。
手作り油肥001_R

左から、

  • 馬ふん堆肥:4リットル
  • 使用済みのサラダ油:0.5リットル
  • 菌の黒汁:キャップ一杯(適当)
  • 骨粉入り油粕:1.5リットル

です。

材料として使用する量を右側に書きました。

あと、
馬ふん堆肥は、平田ナーセリーという業者さんのものが良いそうです。
九州の園芸屋さんです。

ちょっと値段が高いので、違う馬ふん堆肥もよぎりましたが、
とりあえず最初なので、言われる通りの馬ふん堆肥にしました。

この馬ふん堆肥には、ある種の酵母が含まれていて、
この酵母が発酵に良い影響があるようです。

サラダ油は未使用でも良いそうです。

菌の黒汁は、バラ本の広告ページにたまに載っていますね^^
量は、レシピに記載されていなかったので、
適当にキャップ1杯入れました。
(匂い対応に入れるとあったので、少しでも良いかと)

骨粉入り油粕も入れることで、バランスが良くなるそうです。

材料には、燻炭も入れるように書いてあったのですが、
これも匂い対策とあったし、家になかったし、入れていません(--;

材料を混ぜます!

では、作っていきま~す^^

1)まず、馬ふん堆肥を半量2リットル計ります。
この黄緑バケツは3.5リットルなので、半分ちょい。
(ある程度は増減しても大丈夫だと思います)
手作り油肥001_馬ふん堆肥2L

馬ふん堆肥は、さらさらしていて、匂いもありません。
完熟しています^^

馬ふん堆肥に水分が多いと、失敗する可能性があるので、水気が多い場合は、日陰で乾かしましょう(日向だと酵母菌が死滅します)。水気が多い馬ふん堆肥で作った、未熟な油肥を使い、バラが枯れかけた方もいるので要注意です。

2)馬ふん堆肥2リットルにサラダ油を全量入れます。
揚げ物の良い匂いがしました( ´∀`)
手作り油肥004_油注入

MEMO
馬ふん堆肥を半量とするのは、いきなり全量入れると混ぜにくいためです。

3)よく混ぜます。
手作り油肥005_混ぜる

4)混ざったら、残りの馬ふん堆肥2リットルを少しずつ足して混ぜていきます。
手作り油肥007_R

5)骨粉入り油粕も少しずつ入れて、混ぜていきます。
手作り油肥010_油粕投入

6)適当なところで、菌の黒汁も入れて混ぜます。
手作り油肥013_R

7)均一に混ざったら完了です。
手作り油肥015_完了

アップです。
思ったよりサラサラしています。
匂いは、スバリ揚げたパンの耳。
手作り油肥016_完了2

8)虫よけにふたをしました。
手作り油肥017_容器にふた

ただ、この肥料は好気性の微生物の力で発酵するようなので、
できれば、ふたは通気性がある方が良いかも、です。

私も何か良いふたを探します。

9)このあと、本によると1週間おきに底からよくかき混ぜ、
4~6週間経つと完成です。

私は、好気性の発酵とのことなので、
3日おきくらいにかき混ぜようと思っています。

発酵完了の判断は、ペットボトルなどを半分に切り、
そこへ油肥を1/3くらい入れ、水を注ぎ、よくかき混ぜます。

3日間そのまま放置して、べたっとした油が浮いてこなければ、
発酵により、油が完全に分解されたことになります。

施肥の仕方

かなり濃厚な肥料とのことなので、鉢植えでは、
一握り程度、地植えならスコップ半分程度を、
置き肥または、土中に漉き込めば良いそうです。

今日が11/1なので、寒肥に間に合いそうです(^▽^)

どんな効き目があるのか、とても楽しみです!!

読んでいただき、ありがとうございました。

10 COMMENTS

匿名

作ってみたいですが菌の黒汁探せるか?今から出かけます。ありがとうございました。

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ナオエ

初めてのメールです。いつも楽しみに読ませて頂いています。早速、手作り堆肥作ってみました。6週間たって今はポリバケツに入れて保存しています。今年は公園で落ち葉拾ってきて米糠をパラパラと入れてまたに天地返して腐葉土も作ってみようと、、、今は冬なので半年かかるかな?来年の薔薇が楽しみです。

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オトメンパパ

ナオエさん、こんにちは!

いつも読んでいただきありがとうございます!

手作り堆肥、良いですね。私は腐らせてしまった経験があるので、成功したらまた教えてくださいね♪

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オトメンパパ

まずいでしょうか?
真島先生の本のことも一緒にご紹介しています。詳しく知りたい人は本を購入するでしょうし、拡散していることになるので問題ないと思っています。
もちろん出版社や著者ご本人から注意が入ればすぐに記事を削除いたします。

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餡子

こんにちはー!
初めまして。いつもオトメンパパさんのサイトを参考にさせていただいております。感謝です。今日、真島先生の油肥を作り中で1回目の攪拌をしました。
白い菌が出てきて、なんかワクワクしますね!!あの馬の堆肥は入手が困難ですが(送料の関係で) 思い切って購入しました。
この油肥作りは、失敗することはあるのでしょうか?

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オトメンパパ

餡子さん、こんにちは^^

ワクワクしますよね!

> この油肥作りは、失敗することはあるのでしょうか?

私は完成までは特に失敗はしませんでした。
ただ、かき混ぜなかったり雨に濡れたりすると失敗しやすいでしょうし、虫が入って増えたりすることも可能性としてあります。

あとは、作ったあとで腐ってしまいました。
作り方が改良されたようでして、今度新しい作り方でレビューしますね。

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匿名

レスありがとうございます
始めて10日ほどなのですが、くん炭も入れたせいか菌の生え方が凄くなってきました。混ぜて3日ほどで真っ白になってます。まだ2回目の撹拌ですが大変です。
作った後で腐っちゃうのは 悲しいですね。保存法に注意が必要なのでしょうかね。次のレビューを待っています。

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オトメンパパ

ご報告ありがとうございます!白くなってきて、面白いですね。
腐ったのは悲しかったです(涙)
レビュー頑張ります!

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