バラの肥料対決第二弾!その4:根っこ確認

バイオゴールドセレクション薔薇の肥料対決2の4

こんにちは!オトメンパパです。

今回は昨年(2018年)から続けている、バイオゴールドセレクション薔薇と、ホームセンターで普通に売っている化成肥料と、バラにはどっちがよく効くの?という実験:肥料対決シリーズになります。

今回で4回目になります。1~3回目はこちらをご覧ください。ルールなどが記載されています。

肥料対決バイオゴールドセレクション薔薇肥料対決第2弾!バイオゴールドセレクション薔薇vs化成肥料その1 ルージュバイオ_追肥肥料対決第2弾その2!2回目の肥料と蕾の数チェック♪ ルージュピエールドゥロンサー蕾の数バラの肥料対決第二弾!その3:アクシデントあり!

今回は休眠期のバラを、鉢増しする際に根鉢を崩して、根っこの張り具合を確認しました!

はっきり言って地味です(笑)

肥料対決:今までの蕾の数は?

肥料対決中のバラ品種は、次の4品種です。

実験するバラの品種
  • ルージュピエールドゥロンサール
  • ローズポンパドール
  • ラ・ローズ・ドゥ・モリナール(2株ずつ)
  • オリビアローズオースチン(2株ずつ)

この実験の趣旨は、蕾の数やベーサルシュート、根っこの張り具合などで比較して、ロザリアン目線でコスパの良い肥料はなにかな?という素朴な疑問から始めたものになります。

高価だけど評判の良い有機肥料であるバイオゴールド VS 安価で簡単に手に入る化成肥料、のざっくりとした価格はこちらです。

  • バイオゴールド:1kgで1,500円
  • 化成肥料:1kg約158円

価格に約10倍の開きがあるので、効果のほどが気になりますよね。

有機肥料は買えないほど高いわけではない、でも化成肥料で問題ないなら肥料代は節約して、もう一つ品種を買う軍資金にするのもアリ!?という感じから始めました。

まずはおさらいで、今までの蕾の数を一覧で確認してみます。

バイオゴールド化成肥料備考
ルージュピエールドゥロンサール1214化成肥料の枝が台風で折れた
ローズポンパドール712化成肥料の葉が全て枯れるアクシデントあり→復活
ラ・ローズ・ドゥ・モリナールA1111
ラ・ローズ・ドゥ・モリナールB1536
オリビアローズオースチンA00前回より参加
オリビアローズオースチンB00前回より参加
合計4573

前回(3回目)までの蕾の数を合計しますと、バイオゴールドセレクションは45個、化成肥料(有機入り)は73個でした!

今のところ、化成肥料が蕾の数としては上回っています。
さあ、今年一年でこの差が開くのかバイオゴールドが盛り返すのか、私も楽しみです(^o^)

MEMO
有機肥料は蕾の数だけでない良い部分がたくさんあります。土壌改良効果、塩分が増えない、マイルドな効き目など。

3回目から4回目までの蕾の数は?

3回目(前回)から4回目(今回)までは、晩秋ということもあり、ほとんど蕾はつきませんでした。

バイオゴールド化成肥料
ルージュピエールドゥロンサール00
ローズポンパドール00
ラ・ローズ・ドゥ・モリナールA12
ラ・ローズ・ドゥ・モリナールB00
オリビアローズオースチンA00
オリビアローズオースチンB00
合計12

根っこの張り具合を比較

それでは今回は冬に行った植え替えで、根っこがどのように育っていたかをご紹介しますね。

写真の見た目ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、お許しを。

ルージュピエールドゥロンサールで比較

それでは、濃い赤色でディープカップの魅力的なバラ、ルージュピエールドゥロンサールから見てみましょう。大好きなバラです。

植え替え前の8号鉢の状態で、剪定は済ませています。

ルージュピエール植え替え前

今回はこちらの10号鉢へ植え替えます。10号のスリット鉢はロングサイズがありません。メーカーさん、作っていただけないでしょうか?たくさん買います(笑)

ルージュピエールは10号鉢へ

それでは、早速根っこを見てみます。まずはバイオゴールドから。
鉢から出したところです。

ルージュ:バイオゴールドの根鉢1

根鉢を崩してみました。感想は、普通の力でほぐれたので、ごく普通でした(語彙力が・・・笑)

ルージュ:バイオゴールドの根鉢を崩してみた

植え替えます。10号鉢の底へバイオゴールドを10号分入れます。

ルージュ:バイオゴールドセレクションを鉢の底へ

鉢の上の部分にも、同量を入れます。

ルージュ:バイオゴールドを鉢の端に入れる

続いて、化成肥料の根鉢です。鉢から出すと、下のほうが触る前に崩れました。

ルージュ:化成肥料の根鉢1
根鉢を崩してみました。バイオゴールドよりも、崩れやすい感じがしました。

ルージュ:化成肥料の根鉢を崩してみた

植え替えます。鉢の底へ化成肥料を入れます。

ルージュ:化成肥料を鉢の底へ

鉢の上の部分にも二箇所に分けて施肥します。

ルージュ:化成肥料を鉢の端に入れる

2つとも、植え替え完了です!

ルージュ植え替え後

ルージュピエールドゥロンサール根っこの感想
ルージュピエールは、そんなに違いはありませんでした。強いて言えば、化成肥料の方がやや根鉢が崩れやすかったです。

ローズポンパドールで比較

続いて、こちらもディープカップで素晴らしい香りのローズポンパドールです。素晴らしいと簡単に言いましたが、本当に素晴らしく良い香りです。こんなバラを作り出したデルバールは神です( ´∀`)

6号のロング鉢に植えていたものを、8号鉢に植え替えます。

植え替え前のローズポンパドール

こちらはバイオゴールドの根鉢です。

ローズポンパドールの根鉢1:バイオゴールド

アップです。しっかり根が張っています。

ローズポンパドールの根鉢2:バイオゴールド

こちらは化成肥料の根鉢です。

ローズポンパドールの根鉢1:化成肥料

アップです。少しほぐれやすいと思いました。

ローズポンパドールの根鉢2:化成肥料

植え替え後は8号鉢です。

植え替え後のローズポンパドゥール

ローズポンパドール根っこの感想
ローズポンパドールも、化成肥料の方が少しですが、根鉢がほぐれやすい印象でした。

ラ・ローズ・ドゥ・モリナールAで比較

次は、ラ・ローズ・ドゥ・モリナールです。AとBに分けています。6号ロング鉢に植えていたので、8号ロング鉢に鉢増しします。

ちなみにこのバラもデルバールで、とても良い香りです。ローズポンパドールの香りを素晴らしい、最高とさっき褒めちぎってしまったので、どう表現したら良いかわかりませんが・・・、このバラもデルバールなので、やっぱりデルバールは神です、ゴッドです( ´∀`)b

ラ・ローズ・ドゥ・モリナール植え替え前

バイオゴールドセレクションの根鉢です。

ラ・ローズ・ドゥ・モリナールの根鉢1:バイオゴールド

手でほぐすと、軽い力でほぐれました。

ラ・ローズ・ドゥ・モリナールの根鉢2:バイオゴールド

こちらは、化成肥料の根鉢です。

ラ・ローズ・ドゥ・モリナールの根鉢1:化成肥料

根鉢はなかなかほぐれにくく、ほとんど崩れませんでしたので、ほぐすのはほぼ諦めました。しっかり根が張っているのでしょうか?さっきと逆です。

ラ・ローズ・ドゥ・モリナールの根鉢2:化成肥料はほぐれにくい

植え替え後です。バイオゴールドは底に15粒、土の上の方に二箇所に分けて15粒施肥しました。化成肥料は特に鉢用の分量は記載がないので、適量をあげました。

ラ・ローズ・ドゥ・モリナール植え替え後

ラ・ローズ・ドゥ・モリナールAの根っこの感想
ラ・ローズ・ドゥ・モリナールAは、バイオゴールドセレクションの根鉢はほぐれやすく、化成肥料の方はほぐれにくい、というかほとんどほぐれませんでした。

ラ・ローズ・ドゥ・モリナールBで比較

同じくラ・ローズ・ドゥ・モリナールです。こちらはBとしています。同じく6号ロング→8号ロングです。

ラ・ローズBの植え替え前

バイオゴールドの根鉢です。

ラ・ローズBの根鉢1:バイオゴールド

ほぐしてみると、軽い力で土が崩れていきました。

ラ・ローズBの根鉢2:バイオゴールド

化成肥料の根鉢です。

ラ・ローズBの根鉢1:化成肥料

ほぐしてみましたが、なかなかほぐれませんでした。ラ・ローズ・ドゥ・モリナールは、化成肥料の方がほぐれにくいようです。

ラ・ローズBの根鉢2:化成肥料はほぐれにくい

植え替え後です。

ラ・ローズの植え替え後

ラ・ローズ・ドゥ・モリナールBの根っこの感想
ラ・ローズ・ドゥ・モリナールBも、バイオは根鉢がほぐれやすく、化成肥料の根鉢はほぐれにくい印象でした。

オリビアローズオースチンで比較

オリビアローズオースチンもAとBがあるのですが、前回からの実験参加ということもあり、根っこには特に差もありませんでしたので、Bは割愛します。

ちなみに、このバラは2019年現在、デビットオースチンで一番病気になりにくいんじゃないか?と思える強さです。無農薬なのに、全然黒星病にもうどんこ病にもなりません。なにこれ、すごい、って感じです。去年も葉っぱ完全にあるまま冬に突入しました。こういうバラが増えていくと、バラは難しい、とか言われなくなるかもしれませんね^^

植え替え前は小さな4号ロング鉢。

オリビアローズオースチン1植え替え前

植え替え後は少し大きめの6号ロング鉢です。大苗が売られる時に入っているサイズですね。

オリビアローズオースチン1植え替え後

バイオゴールドの根鉢です。

オリビアローズオースチン1の根鉢1:バイオゴールド

ほぐすとすぐにほぐれます。まだ小さな苗なので、これは仕方ないですね(^_^;)

オリビアローズオースチン1の根鉢2:バイオゴールド

化成肥料の根鉢です。

オリビアローズオースチン1の根鉢1:化成肥料

同じく簡単にほぐれました。特に両者に差はありませんでした。

オリビアローズオースチン1の根鉢2:化成肥料

さいごに

バラの肥料対決第二弾その4の根っこ確認でした!

今回はちょっと地味でしたが、次回は最もバラが咲く時期にいくつ蕾がついたのか?という内容になるので、楽しいご報告になるかと思います!

近況報告です。
以前から憧れていた、剣道を始めることにしました。買ったばかりの新しい竹刀を握ってみると、とてもワクワクします(*^_^*)
さあ、初段にはなれるのでしょうか(笑)

2 COMMENTS

ま~ねん

楽しみにしてた肥料対決

前の記事を読んでからホームセンターの肥料を使う事に対して
罪悪感? みたいなのが無くなりました私です><
ホムセの肥料はワンシーズンの草花だけ。

そんな意味不明な自分の考えが(´艸`)

この時期に根を確認とか 私には怖くて出来ない荒業
(人”▽`)ありがとうございます☆

返信する
オトメンパパ

まーねんさん、お久しぶりです^^

罪悪感がなくなって良かったです。ただ、地植えに長い間使い続けるのはよくないそうなので、鉢植えメインが良いかもしれません。

根っこは確認したの、今ではありません。3月上旬です。ごめんなさい!
記事にアップしたのは4月ですが・・・汗

返信する

コメントを残す

メールアドレス・ウェブサイトは未入力でも大丈夫です(*^^*) また、コメントは管理人により承認されると掲載されます。