バラの忌地現象とは?いや地の対策方法は?

バラの忌地現象とは?いや地の対策方法は?

こんにちは!オトメンパパです^^

だんだんと寒くなってきましたね~
もうすぐ冬ですが、冬になってバラが休眠期になると、植え替えや植え付けの時期ですね♪その時、バラが植えてあった場所に新しく違うバラを植えたくなることがあると思います。

しかしバラは、忌地現象(連作障害)の出やすい植物です。

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でも、その場所は日当たりが良かったり眺めるのに最適な場所だったりしますよね。そこでそんな場所には、忌地対策をしてあげましょう。

そうすると、またその場所でバラ様はキラキラと輝きだしますよ♪

それでは、バラの忌地現象とその対策方法について、一緒に見ていきましょう!

いや地(連作障害)現象とは?

忌地現象とは同じ植物を同じ場所に連続して植えた時にうまく生育しない現象です。連作障害とも言います。

例えばバラを植えていた場所が空いたので、またバラを植えよう!と思いバラを植えても、なぜかうまく育ちません(涙)

枯れた花

なぜかと言うと、同じ場所で同じ種類の植物を育てていると、その植物が好む養分や必要な栄養素が土壌からなくなります。さらに好まれない養分は使われずに残り、養分が欠乏したり過剰になったりと土の中の養分が偏った状態となります。

また、バラも含めて植物は根からある成分を出すことがあります。その成分が好きな微生物がたくさん集まってきてしまい、微生物のバランスが崩れて害を起こすこともあります。

それらが植物に悪影響を及ぼして、その場所では同じ種類の植物は育ちにくくなるわけですね。

野菜を家庭菜園などで育てている方は、植え付ける場所をローテーションして変えたりしますよね。去年はここにキュウリを植えたから、今年はオクラにしてキュウリはあっちにしよう、みたいに。

そのため、基本的に同じ場所には同じ植物は植えない方が良いのですが、残念ながら日本の住宅事情では植える場所って限られていますので、同じ場所に植えたいことが多々あります。

そんな時には忌地対策をして、ばらを植えてあげましょう(^。^)

いや地対策の方法は?その1

それでは、いや地対策です。ポイントは、微生物のバランス、養分のバランスを整えることです。

と言っても難しいですし土壌を測定するような機材もありませんので、古い土の入れ替えor殺菌、植え穴を殺菌して堆肥と肥料の投入による善玉菌の増加を狙います。2パターンあるのでできる方を行いましょう^^

忌地対策その1:できれば土の移動
  • バラの根っこをできるだけ取り除く
    1掘り起こしたバラの根っこ
  • 幅と深さ50センチ程度に掘り起こした土を別の花壇や菜園などに移動する
    →つまり土を入れ替える
  • 穴からできるだけ土を出して、穴の中にも日光を当てて、風通しをよくする
    →夏なら1週間以上放置して乾燥。春や秋ならもっと長く放置。
    忌地対策をする植え穴
  • ようりん、油かす、牛ふん堆肥、馬ふん堆肥、赤玉土、もみ殻くん炭などを掘った穴へ入れる
    →別の場所(菜園など)の土がバラ科の植物※を植えていない土であれば、赤玉土の代わりにそこから運んできた土を混ぜてもOK
    肥料と堆肥を植え穴に
  • よく耕して数ヶ月放置する
    植え穴に入れた肥料と堆肥と土を混ぜる1
    あとは微生物さんにおまかせしましょう(*^^*)
    忌地対策完了

土を入れ替えてしまうことで、手っ取り早く土壌の環境を替えてしまう方法です。他に花壇や菜園などがある場合におすすめです。

注意
※イチゴはバラ科なので、イチゴを植えていた土は避けましょう。

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いや地対策の方法は?その2

忌地対策その2は、土の入れ替えは無理な場合の熱湯&日光消毒です。

忌地対策:土の入れ替えが無理なら
  • バラの根っこをできるだけ取り除く
    1掘り起こしたバラの根っこ
  • 植え穴を幅と深さ50センチくらいよく耕し、その土に熱湯をかけ消毒を行う
    忌地対策で熱湯消毒をする
  • たっぷりの熱湯を注ぎ入れて、ビニールで覆う
    ビニールで覆っておく
  • 翌日以降、穴の前にビニールシートを敷いて、その上に熱湯消毒した土を掘り上げ、薄く敷いて太陽光でさらに消毒する
    乾燥させる土
  • 穴からできるだけ土を出して、穴の中にも日光を当てて、風通しをよくする
    →夏なら1週間以上放置して乾燥。春や秋ならもっと長く放置。
    忌地対策をする植え穴
  • 戻す土と一緒に、ようりん、油かす、牛ふん堆肥、馬ふん堆肥、赤玉土、もみ殻くん炭などを掘った穴へ入れる
    肥料と堆肥を植え穴に
  • よく耕して数ヶ月放置する
    植え穴に入れた肥料と堆肥と土を混ぜる1
    あとは微生物さんにおまかせしましょう(*^^*)
    忌地対策完了

土の入れ替えは無理でも、熱湯消毒&しっかり時間をかけて日光消毒することで、土の状態をリセットするイメージです。
実際には善玉菌もいなくなりますので、この後の有機物(油かすや堆肥)の投入で善玉菌を増やしましょう^^

あと、植え穴へのいや地対策は早い方が良いです。堆肥や肥料などを混ぜ込んだ状態でしばらく(3ヶ月以上)放置すれば、土壌のミミズなどの小動物や微生物がジックリと良い土にしてくれます。

もしも植えるのが数ヶ月後とかでも、できるだけ早めにやっておきましょう(*^ω^*)

注意
最低限1ヶ月以上放置できないなら、油かすは入れない方が良いと思います。完熟していないことが多いので、発酵しだしてバラの根を傷めることがあります。

植えた後の忌地対策:菌の黒汁を使う

菌の黒汁を堆肥に1

さて、植え穴は上記のいや地対策をして数ヶ月経てば、微生物や栄養素の環境が整ってきて忌地現象はほぼ出なくなっているはずです。

そこでバラを植え付けるのですが、さらにもうひと手間加えると良い方法があります。

それは、バラを植えた後で菌の黒汁(という有機液体肥料)を希釈して潅水しておくことです。

菌の黒汁を堆肥に2

当ブログでは病気予防の葉面散布でよく登場する菌の黒汁ですが、忌地対策にも効果があるようです。というか、本来はそっちが本業のようです(笑)

~引用ここから~
全体的に※施用区の苗の生育が促進されて大きく成長しています。施用区の苗の方が葉色が濃くなり、大きく成長できています。施用区は苗は連作による障害が起きず、順調に生育を進んでいます。
※施用区とは、菌の黒汁を施肥した区画のことです。

出典:菌の黒汁公式サイトより
~引用ここまで~

上記の公式サイトでは、施肥したイチゴとしていないイチゴにだいぶ差が出ていますよね。イチゴはバラ科の植物なので、そのイチゴであれだけ差があるのなら期待できそうです。

というわけで、可能ならバラの苗の植え付け後に、水で薄めた菌の黒汁をあげましょう。私は植えて1~2ヶ月くらいまでは定期的(1~2週間おきくらい)にあげるようにしています。

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大きな鉢もいや地現象がでます

大きな12号鉢などの鉢植えで植え替えるのが大変なバラも、植え替えずに数年経つと、忌地の現象が出てきてしまいます

なんだか元気がなくて、シュートも出なくて枝も古くなってパッとしない状態です。とはいえ植え替えるのは重労働で無理!ですよね。

ついつい放置しがちなそんな時、限られた鉢の中からはどんどん養分が失われていっています。

私もそれで枯らしたことが…(^_^;)

そんな株は、冬の休眠期に土の一部分をくり抜いて(太めの根っこも切ってOK)、新しい堆肥と土を入れてあげましょう。全然違います。

こちら、冬に方法をご紹介しますね♪

さいごに

バラの忌地とは?と連作障害の対策でした!

バラにハマるとどんどん数が増えていって、その内に植えるところがなくなります(笑)

そんな時に一度バラを植えた場所を活用したくなったら、「忌地対策」を思い出してみてくださいね~

2 Comments

はなはな

今年まさにバラを植え替えようと思っていました。
植わっているバラを取ってそのあとに別なバラを植えようと思ってました>_<
土を多めに掘って別な土を入れて、数ヶ月待たずに植え替えてはダメでしょうか?
数ヶ月も待てないのです^_^;

返信する
オトメンパパ

はなはなさん、こんにちは!

タイムリーな記事でしたね。

> 土を多めに掘って別な土を入れて、数ヶ月待たずに植え替えてはダメでしょうか?

今まで植えていた年数にもよると思うのですが、けっこう土を入れ替える感じでしょうか?

> 土を多めに掘って別な土を入れて、数ヶ月待たずに植え替えてはダメでしょうか?

絶対にダメというわけではありません。
私が早めに植え替えるとした場合、リスクを承知の上でできるだけのことをやって、あとは様子を見ます。
油かすなどの発酵で根を傷めないようにも、ご注意くださいね。

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